2009年7月23日木曜日

BISシンポジューム

一昨日,研究室でゼミを拡張した形でシンポジュームを開催した。
いつもは学生が話題提供をするのだが,先生やゲストより話題提供していただき,それについて自由に議論する機会をいただいた。
自然と人間をつなぐ「情報」というテーマで議論をしたのだが,様々な視点からの話題提供ですごく楽しい時間が過ごせた。

その中で,トムラウシ岳の事故と情報ということについても少し触れた。
僕らは研究者として,自然環境を情報化することで,「物差し・スケール」を整備する仕事をしているように思う。しかし,それは多くの人々に使ってもらわなければ意味がない。
そして,そのセンスというのは僕らが学術的に研究して生み出すのではなく,現場にすでにあるものなのだと思った。それを道のように発信できる形にできるかどうかが僕ら研究者に求められることなのではないだろうか。

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